標高に苦しめられたアルヘンティーナ 相手の猛攻をしのいで引き分け
FIFAワールドカップ南米予選 第12節 ボリビア 1-1 アルゼンチン
▲ 攻撃の起点としていつも通りの活躍をしたメッシだが、3,593mの標高には苦しめられた
標高3,593mの高地ラ・パスで、ボリビアがアルゼンチンに襲いかかった。
序盤から攻勢に出たボリビアは9分に味方のフィードで裏に抜け出したディエゴ・ベハラーノがシュートを放ち、相手ゴールを脅かす。カウンター主体で試合を運んだアルゼンチンは、19分にメッシ、ディ・マリアとつないだボールを最後はパラシオがフリーで右足を振り抜いたが、GKガラルサの身体を張ったセーブによってゴールを阻まれた。
均衡が破れたのは25分。サウセードからのパスで右に開いたチュマセーロがゴール前にクロスを上げると、マルセーロ・モレーノが頭で合わせてゴールにねじ込みボリビアが先制した。
失点を喫したアルゼンチンはメッシを起点にスピーディーな攻撃を展開すると、前半の終了間際に追いついた。44分、相手を引きつけたメッシが左サイドにスルーパスを出すと、オーバーラップしたクレメンテ・ロドリゲスが中央にクロスを供給。これをエベル・バネガがヘディングでゴールネットを揺らせた。
後半もボリビアが主導権を握ったが決定力を欠いて次の1点を奪えず、引き分けに終わった。
FIFAワールドカップ南米予選 第12節 (2013/03/26) | ||
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ボリビア | 1-1 | アルゼンチン |
セルヒオ・ガラルサ | GK | セルヒオ・ロメーロ |
エドワード・センテーノ ロナルド・ラルデス ルイス・グティエレス |
DF |
ホセ・マリア・バサンタ セバスティアン・ドミンゲス ウーゴ・カンパニャーロ クレメンテ・ロドリゲス |
ルイス・グティエレス ロニ・ヒメーネス アレハンドロ・チュマセーロ ディエゴ・ベハラーノ ロナルド・ガルシア (ファン・カルロス・アルセ) |
MF |
ハビエル・マスチェラーノ ヒノ・ペルッシ アンヘル・ディ・マリア (パブロ・ギニャス) エベル・バネガ (レオナルド・ポンシオ) |
マルセーロ・モレーノ カルロス・サウセード |
FW |
ロドリーゴ・パラシオ (フランコ・ディ・サント) リオネル・メッシ |
マルセーロ・モレーノ 25 | ゴール | 44 エベル・バネガ |
ルイス・グティエレス ロナルド・ラルデス |
イエロー カード |
エベル・バネガ ハビエル・マスチェラーノ |
ハビエル・アスカルゴルタ | 監督 | アレハンドロ・サベーラ |
主審: エンリケ・オッセス (チリ) 会場: エスタディオ・エルナンド・シレス (ラ・パス) |
2013.03.26
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