Campeonato Brasileiro Serie A ブラジル全国選手権 1部

9試合勝利のないフルミネンセが決断 ルシェンブルゴ監督の解任を発表

リオ・デ・ジャネイロの名門フルミネンセがバンデルレイ・ルシェンブルゴ監督の解任を発表
▲ 降格圏内に転落したチームの責任を問われ、監督のポジションを奪われたバンデルレイ・ルシェンブルゴ氏
2012年のブラジル全国選手権優勝チームが降格の危機に瀕している非常事態を受けて、フルミネンセの首脳陣が監督人事に踏み切った。11日の午後、バンデルレイ・ルシェンブルゴ氏の監督解任を発表した。

61歳になるルシェンブルゴは監督としてのキャリアが30年になるベテランで、1998年にはブラジル代表監督に就任。2004年にはレアル・マドリーを率いた経歴もある、世界的に有名な監督の一人だ。ブラジル全国選手権ではこれまでに複数のチームで計5度の戴冠も経験。監督としての実績は申し分ないが、その一方でしばしば独裁的な手法をとったり、失言をこぼすなどその人間性を良く思わない人も少なくない。

今年はグレミオで指揮を執っていたが、州選手権で宿敵インテルナシオナウの優勝を許したほか、リベルタドーレスではグループリーグこそ突破したものの、決勝トーナメント1回戦で敗退するなど目立った結果を残せていなかった。5月に開幕したブラジル全国選手権でもスタートダッシュにつまづき、わずか数ヶ月でグレミオの監督を解任。そして7月30日に監督就任の打診を受けたフルミネンセでこれまで指揮を執っていた。

フルミネンセは7月までアベウ・ブラーガが指揮を執っていたが、ブラジル全国選手権で中位を彷徨うとリベルタドーレスでは準々決勝で敗退。これを受けて解任された同監督の後釜として、ルシェンブルゴを招聘してチームの再建を図っていた。

しかしルシェンブルゴ就任後のフルミネンセは、フレッジの故障による戦線離脱や、元ポルトガル代表MFデコのシーズン途中での現役引退なども相まって低迷。26試合を消化して7勝9分10敗と奮わず、直近で勝利を収めたのは9月末に行われた第24節「ゴイアス 1-2 フルミネンセ」が最後で、以降9試合も勝利から見放されていた。

今回の解任劇について、フルミネンセのペーテル・シエンセン会長は「ルシェンブルゴ氏には退いてもらうが、この件で多くを語るつもりはない」と言葉少なに述べている。

ルシェンブルゴの処遇については、ビットーリアを相手に 2-3 で敗れた2週前にも同会長が解任を主張。役員会では正式決定の直前まで煮詰まったそうだが、スポンサーの代理人であるセウソ・バーホス氏らの説得もあって解任が見送られていた。それから2週を経ても状況が好転しないどころか、3連敗を喫して降格圏内の18位まで順位を下げてしまったことを受け、同会長が改めて解任を唱えて正式決定に至った模様だ。

フルミネンセのとある幹部によれば残り5試合で最低2勝を至上命題としているそうで、次節のナウチコとその次のサンパウロ戦で連勝することで早々に降格圏を脱出したいとのこと。ルシェンブルゴの後釜には、元バスコ・ダ・ガマ監督のドリーバウ・ジュニオール氏が内定している。

2012年のブラジレイロン優勝からわずか1年でセリエB(2部)に降格するというクラブの歴史に泥を塗る事態だけは避けなければならないが、フルミネンセはここから息を吹き返すことができるのだろうか。

2013.11.12

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