Copa do Brasil 2014コパ・ド・ブラジウ 2014

10月1日にリオ・デ・ジャネイロで行われた試合中に退場処分となったホビーニョは試合後、主審のデウソン・フェルナンド・フレイタス・ダ・シウバ氏のジャッジについて異論を唱えた。

ホビーニョは79分に主審へクレームをつけたことにより１枚目のイエローカードを喰らい、その5分後には意図的なシミュレーションが非紳士的行為とみなされレッドカードを提示された。一連のジャッジについてホビーニョは次のように主張した。

「納得できないのは最初のカードのほうだ。ワリソンのファウルをとらなかったのはおかしいし、それを言っただけなのにクレームをつけたとみなされた。レッドカードの場面に関してもシミュレーションなんかしていないよ。背後からチャージを受けて倒れたんだから。きっと彼（主審）は少しばかり頭が混乱していたのだろう」

レッドカードを出されたホビーニョはピッチを去る前、主審に面と向かって激しく抗議した。試合後に主審がCBFに提出した報告書によれば、ホビーニョは主審の顔に指さして「あなたは狂ってるね、俺をからかっているのか!?」と文句を言ったという。

ホビーニョの退場についてはチームメイトのMFアロウカも異議を唱えているが、最も重視すべきはチームがアウェイで勝利を収めたことなので事を荒立てないほうがいいとの認識を示している。
「抗議するホビーニョの態度についてコメントすることはできないが、初戦をものにできたのだから切り替えて準決勝進出のために集中したい」

また、サントスを率いるエンデルソン・モレイラ監督は最初のイエローカードを提示した主審のジャッジにはホビーニョと同様に反対意見を唱えたものの、冷静に持論を述べている。
「最初のカードはワリソンに出されるべきだったのではないかと思う。ホビーニョに出されたことは解せない。2nd.Legでホビーニョを使えないのはマイナスだが、今日の勝利が無駄にならないように準備していく」