Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部

サンパウロの名門パウメイラスは15日、パラグアイ代表FWルーカス・バリオスの獲得を発表した。契約期間は2018年7月までの3年間。

ルーカス・バリオスは1984年生まれの30歳。ブエノスアイレス州のサン・フェルナンドに生を受けた生粋のアルゼンチン人だが、母親がパラグアイ人であることを理由に2010年4月にパラグアイ国籍を取得すると、同年にはパラグアイ代表に選出されて現在に至る。先のコパ・アメリカでは3ゴールを決める活躍で、世界にその実力を誇示した。

今回パウメイラスへの入団が決まったことを受けて、バリオスは次のような抱負を語った。
「私は国際舞台で何度も栄光を掴んできた名門の一員になれることを誇りに思っている。スタッフやチームメイトとも早く溶け込んで、信頼されるように努力したい。目標はブラジレイロンの優勝だよね」

「SNSを見た限りだと、パウメイレンセ（パウメイラスのサポーター）は私を歓迎してくれているようだね。私はそんなサポーターの愛情に大変感謝しているし、移籍後初出場の試合でゴールを決めることでサポーターに恩返ししたいと考えている」

ルーカス・バリオスがパウメイラスのユニフォームを着て出場する日程は決まっていないが、同選手はブラジレイロンの優勝をも視野に入れるほどにやる気をみなぎらせている。