4月18〜20日に各地で行われたコンメボル・リベルタドーレスのグループリーグ第3節。ブラジルのシャペコーで行われた「シャペコエンセ×ナシオナル・モンテビデオ」は、どちらも追加点を奪えず引き分けで幕を閉じた。

ナシオナル・モンテビデオは3分にチャンスを作ったが、ロドリーゴ・アギーレがペナルティエリアの手前から左足で放ったシュートはクロスバーを直撃。するとシャペコエンセは8分にアルトゥールがペナルティエリアでセルヒオ・オタルバロに引っ張られて倒れると、ヘイナウドがPKを決めて先制した。

ナシオナル・モンテビデオは時間の経過とともにボール支配率を高めていく。すると40分に左サイドからのスローインをペナルティエリアの手前でトラップしたロドリーゴ・アギーレがボールをキープして最終ラインの裏へ浮き球のパスを出すと、ケビン・ラミーレスが胸でボールをトラップしてグラウンダーのクロスを供給。ウーゴ・シルベーラがキーパーの股間を抜くシュートを左足で決めた。

ナシオナル・モンテビデオには、前半のうちに逆転しうる機会があった。44分、ロングフィードを左サイドに落としてケビン・ラミーレスがボールをキープすると、オーバーラップして中央へ駆け上がったルイス・エスピーノの足元へパス。エスピーノは左足でシュートを打ったが、枠を捕らえたボールはキーパーに左手一本で弾き返された。

後半はシャペコエンセが主導権を握り、何度か決定機を演出。74分には右からのクロスに合わせたトゥーリオ・ジ・メロのシュートはキーパーがキャッチしきれずゴール前でルーズボールになると、真っ先に反応したトゥーリオ・ジ・メロが右足で無人のゴールへシュートを放った。ところがボールは、無人のゴールのポストに当たってゴールライン上をゆっくり転がると、ボールがゴールラインを割る前にゴンサーロ・ポラスがクリアした。ボールがゴールラインを割らなかったのは不運としか表現のしようがなく、シャペコエンセにとっては勝利をとりこぼした格好になった。

コンメボル・リベルタドーレス 2017 グループリーグ第3節　（2017/04/18）
シャペコエンセ （ブラジル）	1-1	ナシオナル・モンテビデオ （ウルグアイ）
アルトゥール・モライス	GK	エステバン・コンデ
アポジ （モイゼス・ヒベイロ） ルイス・オタービオ ナタン ヘイナウド	DF	セルヒオ・オタルバロ （ゴンサーロ・ポラス） ラファエル・ガルシア ディエゴ・ポレンタ ルイス・エスピーノ
アンドレイ・ジロット ルイス・アントニオ ジョアン・ペドロ	MF	ディエゴ・アリスメンディ サンティアゴ・ロメーロ アルバロ・ゴンサーレス ケビン・ラミーレス （セバスティアン・ロドリゲス）
ホッシ ウェウリントン・パウリスタ （トゥーリオ・ジ・メロ） アルトゥール （ニウチーニョ）	FW	ロドリーゴ・アギーレ ウーゴ・シルベーラ
ヘイナウド　09	ゴール	40　ウーゴ・シルベーラ
モイゼス・ヒベイロ	イエロー カード	セルヒオ・オタルバロ ケビン・ラミーレス ディエゴ・ポレンタ ディエゴ・アリスメンディ
バギネル・マンシーニ	監督	マルティン・ラサルテ
主審：　カルロス・オルベ・ルイス　（エクアドル） 会場：　アレーナ・コンダー　（シャペコー）