Campeonato Brasileiro Serie A 2017ブラジル全国選手権 1部 2017

11月19〜20日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ 2017 の第36節。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われた「フルミネンセ×ポンチ・プレッタ」は、フルミネンセが勝利を収めた。

セリエA残留のために勝ち点3が欲しいチーム同士の対決は、フルミネンセが序盤からボールを支配して攻め続けた。すると30分に相手陣内でインターセプトしたエクアドル代表MFジュニオール・ソルノーサをスパイクの裏で削ったとして、主審はナウドにレッドカードを提示。ポンチ・プレッタは数的不利に陥ってしまった。

後半はポンチ・プレッタも盛り返したが、50分に波状攻撃で相手ゴールを脅かしたフルミネンセは、58分に先制。コーナーキックに頭で合わせたエンリーキがキーパーの弾いたボールをトラップしてシュートを打つと、ゴールエリアでの混戦からドウグラスが左足のアウトサイドでゴールに押し込んだ。

先制したフルミネンセは、吹っ切れたように猛攻を続けた。決まりそうで決められない攻撃が続いていたが、86分に欲しかった追加点を奪取。グスターボ・スカルパのミドルシュートがクロスバーに当たってゴールエリアで大きくバウンドすると、エンリーキ・ドウラードがヘディングでゴールに押し込んだ。

勝ったフルミネンセは勝ち点を46としてセリエA残留が決定。一方、敗れたポンチ・プレッタは降格圏を抜け出せずにいて、最終節まで残留争いを強いられそうだ。

リオ・デ・ジャネイロの名門4強は今季、フラメンゴ、ボタフォゴ、バスコがリベルタドーレス出場権争いを演じる中で、フルミネンセだけが離れた下位にいた。富裕層の支持が厚いチームとして降格は免れたかっただけに、この日の勝利は関係者、サポーターを問わず溜飲が下がったに違いない。

カンピオナート・ブラジレイロ　2017　第36節　（2017/11/20）
フルミネンセ	2-0	ポンチ・プレッタ
ジエゴ・カバリエーリ	GK	アラーニャ
ルーカス ヘナット・シャビス エンリーキ マルロン	DF	ニノ・パライーバ ルアン・ペレス イアゴ ジェフェルソン
マルロン・フレイタス （マテウス・アレッサンドロ） ドウグラス ジュニオール・ソルノーサ グスターボ・スカルパ マルコス・ジュニオール （ウェンデウ）	MF	ナウド ウェンデウ （ジャジソン） レオ・アルトゥール （ヘナット・カジャ） ダニーロ・バルセロス ルッカ
エンリーキ・ドウラード （ペドロ）	FW	レオ・ガマーリョ （フェルナンド・ボビ）
ドウグラス　58 エンリーキ・ドウラード　86	ゴール
グスターボ・スカルパ マテウス・アレッサンドロ	イエロー カード	イアゴ
	レッド カード	ナウド
アベウ・ブラーガ	監督	エドゥアルド・バチスタ
主審：　アンデルソン・ダロンコ 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）