Selección Nacional de Perúペルー代表

マンコが観る者を魅了した。30日にペルーのヌエバ・カハマルカで行われた「ウニオン・コメルシオ vs デポルティーボ・ムニシパル」で、終盤に少しだけ出場したレイモン・マンコは、上々のパフォーマンスで高評価を獲得した。

ベンチスタートのマンコが出場したのは、ウニオン・コメルシオの1点リードで迎えた80分。安定した活躍をみせるウィリアン・ミンベーラとの交代で10分＋アディショナルタイムの短い時間だけのプレイだったが、この日のマンコにはウィリアン・ミンベーラ（8.3点）に次ぐ7.8点という採点がついた。わずか10分ちょっとの短時間を考慮すれば、マンコが非常に高い評価を得たことが読み取れる。

マンコの評価が急上昇したシーンは、3分設けられた後半のアディショナルタイム。中盤で味方のパスをトラップしたマンコは、まずファーストタッチで一人を抜き去ると、セカンドタッチで二人目も抜き去り、さらにペナルティエリアでもう一人をフェイントでかわしてキーパーと1対1になった。最終的にマンコはフェイントでキーパーをも翻弄したものの、シュートコースがないと判断したのか、近くにいたウィルメル・アギーレにボールを託したが、肝心のアギーレが左足で打ったシュートを枠外に外してしまう。すると、マンコは両手で頭を抱えて悔しがる様子を見せながらも、シュートを外したアギーレを笑顔で労った。ふとした瞬間に、チームメイトへの優しさも垣間見せたマンコであった。

Reimond Orangel Manco Albarracín 🔥🔥🔥 pic.twitter.com/5J0GHPPYCV

— Enrique de la Rosa (@Enriquedelarosa) 2018年9月30日

ちなみに試合は、その2分後にマンコのアシストで追加点を奪ったウニオン・コメルシオが3試合ぶりの勝利を収めている。そして短時間ながら才能の片鱗を存分に見せつけたマンコについて、ペルー国内の複数のメディアは、「マンコをペルー代表に戻そう」との論調を展開している。

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