10月2〜4日に各地で行われたコンメボル・リベルタドーレスの準々決勝 2nd.Leg。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われた「リーベル・プレート×インデペンディエンテ」は、リーベルが勝利を収めた。

前半はリーベルが圧倒的に攻め込み、とりわけ前線のプラットとスコッコは早い時間帯から枠内シュートを打っていった。そして味方のシュートのこぼれ球も、拾ってフィニッシュで終わるように心がけて、リーベルは自分たちのリズムで試合を進めた。一方、防戦一方だったインデペンディエンテは43分にコーナーキックからチャンスメイクしたが、ニアに飛び込んだマルティン・ベニーテスのヘディングシュートはキーパーにキャッチされた。

均衡が破れたのは後半の立ち上がりで、開始からコロンビア代表MFファン・フェルナンド・キンテーロを投入したガジャルド監督の采配が的中した。47分、カウンターを仕掛けてキンテーロが体勢を崩しながらもペナルティエリアへスルーパスを出すと、そこに駆け込んだイグナシオ・スコッコが右足でゴールに流し込んで、リーベルが先制した。

インデペンディエンテは51分にビッグチャンスが訪れたが、ペナルティエリアに入ってフリーで右足を振り抜いたエマヌエル・ジグリオッティのシュートは、クロスバーを超えてしまう。それでも54分、ジグリオッティが右サイドをドリブルで進みペナルティエリアに入ってシュートを打つと、キーパーがファンブルしたところにシルビオ・ロメーロが詰めて 1-1 とした。

引き分けでは敗退になってしまうリーベルは、追いつかれてから攻勢を強めた。すると68分、相手チームが奪ったボールがアンラッキーな形でファン・フェルナンド・キンテーロの足元へ転がると、キンテーロはドリブルでペナルティアークに達したところで左足を振り抜き、ボールをゴール左隅に沈めた。

リーベルは84分にもカウンターから、ラファエル・サントス・ボレーがペナルティアークの手前でゴール左隅を狙いすましたシュートを決めて 3-1 。勝ったリーベルは、準決勝でブラジルのグレミオと対戦する。

コンメボル・リベルタドーレス 2018 準々決勝 2nd.Leg　（2018/10/02）
リーベル・プレート （アルゼンチン）	3-1	インデペンディエンテ （アルゼンチン）
フランコ・アルマーニ	GK	マルティン・カンパーニャ
ゴンサーロ・モンティエル ジョナタン・マイダーナ ハビエル・ピノーラ ミルトン・カスコ	DF	ファブリシオ・ブストス アラン・フランコ ニコラス・フィガル ガストン・シルバ （エセキエル・セルッティ）
レオナルド・ポンシオ エセキエル・パラシオス イグナシオ・フェルナンデス （ニコラス・デ・ラ・クルス）	MF	ニコラス・ドミンゴ フランシスコ・シルバ マルティン・ベニーテス （ファン・サンチェス・ミーニョ） パブロ・エルナンデス （エマヌエル・ジグリオッティ） マキシミリアーノ・メサ
ラファエル・サントス・ボレー ルーカス・プラット （ファン・フェルナンド・キンテーロ） イグナシオ・スコッコ （ブルーノ・スクリーニ）	FW	シルビオ・ロメーロ
イグナシオ・スコッコ　47 ファン・フェルナンド・キンテーロ　68 ラファエル・サントス・ボレー　84	ゴール	54　シルビオ・ロメーロ
イグナシオ・スコッコ ルーカス・プラット ブルーノ・スクリーニ	イエロー カード	ニコラス・フィガル マルティン・ベニーテス フランシスコ・シルバ
マルセーロ・ガジャルド	監督	アリエル・オラン
主審：　アンデルソン・ダロンコ　（ブラジル） 会場：　エル・モヌメンタル　（ブエノスアイレス）