- Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部
暴徒化したコリンチャーノに前科が判明 90日間の入場禁止命令が下る
FPF(サンパウロ州サッカー協会)が対象の2名に対してスタジアムへの入場禁止を決定
▲ ブラジル全国選手権の第16節「バスコ・ダ・ガマ×コリンチャンス」戦のハーフタイムに暴動を起こしたコリンチャーノに唐辛子入りの水性スプレーを吹きつける地元警察。左から2人目がレアンドロ・シウバ・ジ・オリベイラ
今回事件化して問題となったのは、8月25日に首都ブラジリアで行われた第16節の「バスコ・ダ・ガマ×コリンチャンス」。観戦に訪れていた一部のコリンチャーノが、バスカイーノに暴行を働こうとしたため警察が出場する騒ぎとなった。このとき地元警察に身柄を拘束されたのが、レアンドロ・シウバ・ジ・オリベイラと、フランシスコ・モラート・ハイムンド・セーザル・ファウスチーノの2名。そのうち前者は、今年2月にオルーロで行われたリベルタドーレス「サン・ホセ・オルーロ×コリンチャンス」の試合中に地元少年(享年14)が死亡したことを受けてボリビア警察に逮捕された7名のうちの1人だったことがわかっている。当時オルーロで逮捕された7名は2ヵ月ほど収監されたのちに釈放された。
今回は死者こそ出なかったが、ボリビアでお灸を据えられたはずの“前科持ち”が再び暴徒化した事態を重く見た FPF(サンパウロ州サッカー協会)が、このたび当事者2名のスタジアム入場を90日間禁止する措置に踏み切った。
一連の報道について、コリンチャンスの関係者は「今回の出来事で被害を受けた方に心からお詫びする。あのような連中はチームとサポーターの両方にとって迷惑でしかないし、これ以上“チモン”を応援してもらわなくてもいい。90日と制限せず、永久に入場禁止にしてもいいくらいだ」と呆れ気味に吐き捨てている。
2013.08.29
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