- Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部
サントスが鹿島アントラーズのJリーグ3連覇を成し遂げた名将を引き抜き
元鹿島アントラーズ監督のオズワウド・ジ・オリベイラ氏がボタフォゴからサントスへ移籍
▲ ボタフォゴを離れてサントスに移籍することが決まったオズワウド・ジ・オリベイラ監督
オズワウド・ジ・オリベイラ監督は2007年から5シーズン鹿島アントラーズを指揮していて、Jリーグ史上発のV3や天皇杯優勝など数々のタイトルを獲得した。ボタフォゴでは2012年こそ7位に終わったが、2013年はリオ・デ・ジャネイロ州選手権で前後期ともに優勝へと導くと、ブラジル全国選手権では一時首位を快走するなど優勝争いのできるチームへと成長させた。
世間の憶測としては、2013年末に2年契約の満了を迎える同監督をボタフォゴが引き留めて契約の延長を打診するものという見方が専らであった。ところが、ブラジル全国選手権の全日程終了からわずか2日で、サントスが同監督の加入を発表したのであった。
サントスは、シーズン後半にチームを率いていたクラウジネイ・オリベイラ監督が来季の契約を結ばない意向を示したことから慌てて次の監督探しに奔走。ちょうど契約の切れるオズワウド・ジ・オリベイラ監督にオファーを出して、獲得に成功したという。ボタフォゴは来季の契約を打診するつもりであったが、正式な契約延長の手続きはまだ行っていなかったそうだ。
サントスのオジーリオ・ホドリゲス会長によれば、11日の昼間に練習場を訪れた同監督と契約の詳細について話し合ったとのこと。詳細は明らかになっていないが、オズワウド・ジ・オリベイラ、ボタフォゴの両方に相当額の金銭がやりとりされたものと思われる。
オズワウド・ジ・オリベイラ氏は12月31日までボタフォゴとの契約が残されているため、同氏がサントスで仕事を始めるのは年明けの1月6日からになるだろうと報じられている。
サントスは他に、レアンドロ・ダミアン(インテルナシオナウ)、エドゥアルド・バルガス(グレミオ)、ジエゴ(ヴォルフスブルク)らの獲得に向けて移籍交渉を展開しているとのこと。
2013.12.11
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