Primera Division de Argentina アルゼンチン1部リーグ

アルヘンティーナに革命 来年2月からの30チーム制を協会が承認

アルゼンチンの1部(プリメーラ・ディビシオン)が2015年2月から30チームによるリーグ戦に移行
▲ このたび30チーム制を発表した AFA(アルゼンチンサッカー協会)のフリオ・グロンドーナ会長
アルゼンチンのサッカーリーグが来年、大きな改革を実施することがわかった。AFA(アルゼンチンサッカー協会)のフリオ・グロンドーナ会長が記者会見の席で、2015年からトップリーグの参加チームを30に増やす意向を公表した。

前述の発表がなされたのは4月29日。そこで明かされた内容は、これまで20チームで争われていたトップリーグのチーム数を30に拡大すること。それに伴い、現在の2部に相当する「プリメーラB・ナシオナル」からは今年の年末に10チームが昇格することも発表されている。
なお、下部リーグから10チームが一気に昇格するとなると、人気のインデペンディエンテを初め、バンフィエール、ヒムナシア・デ・フフイ、ウニオン、ウラカン、サン・マルティンなどの名門が一挙にトップリーグ復活となる可能性までありうる。

アルゼンチンの国内リーグでは、ボカやリーベル、サン・ロレンソ、ニューウェルスなど一部の人気チームを除いて目立っている減収が深刻化していたため、今回の決定はその対策のひとつと見られている。 30チームで行われる新リーグは、2月に開幕して12月に閉幕する1シーズン制。それに伴い、1990年より約24年に渡って続いてきた「前後期の2ステージ制」は廃止となる見込みだ。

欧州のトップリーグでも導入していない30チームによる覇権争いについて、グロンドーナ会長は「人気が落ちている国内リーグの起爆剤となることを期待している」と述べて新ルールへの移行に意欲をのぞかせている。

ちなみに南米では過去(1980年代前半)にブラジル全国選手権(ブラジレイロン)で40チーム超によるリーグ戦が行われていたことがあった。近年では1993年に32チームによるリーグ戦が実施されたこともあったブラジルだが、過密日程による選手への負担を危惧する声が強くなったこともあって次第にチーム数は減少の一途を辿った。20チーム制に移行した2006年以降、ブラジルではトップリーグのチーム数を増やしていない。そしてトップリーグのチーム数が多かった時代、一部のファンからは「チーム数が多すぎる」「わかりにくい」「もっと規模を縮小すべき」との声がファンの間にあったことも事実だ。

アルゼンチンではブラジルよりも少ないチーム数による前後期2ステージ制を採用して覇権を争ってきたが、今回の決定はこれまで慣れ親しんだアルゼンチンの国内リーグに一石を投じる大改革となる。
かくして、今回の決定はアルゼンチンの国内リーグに吉と出るか凶と出るか。

2014.04.29

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