Primera División de Argentinaアルゼンチン1部リーグ

岡崎慎司はチリ人? アルゼンチンでも同選手のオーバーヘッドが話題に

アルゼンチンなどスペイン語圏の南米各国で表現されるオーバーヘッドキックについて
▲ 2月21日に行われたクラシコで元アルゼンチン代表FWリサンドロ・ロペスが決めたオーバーヘッドキックを、岡崎慎司のゴールを賞賛したアルゼンチン国内メディアが形容した
FAプレミアリーグの第30節「レスター・シティvsニューカッスル・ユナイテッド」で日本代表FW岡崎慎司が決めたオーバーヘッド弾は、英国で各紙の1面を掲載するほどの盛況ぶりをみせた。アルゼンチンのスポーツ紙「Ole!」は「Golazos de chilena」と紹介。chilenaは直訳すると「チリ人」となるが、前述の見出しは岡崎選手をチリ人扱いにしているわけではない。

同紙は公式サイト上で岡崎選手のオーバーヘッド弾を賞賛した記事で、「Golazos de chilena (チリ人のスーパーゴール)」の見出しを掲載。さらには同紙のネットTV局「Ole! TV」でもナレーターのセシリア・シナッリさんが岡崎選手のスーパーゴールを「Golazos de chilena」と紹介していた。

これだけだと岡崎選手がチリ人扱いされているように捉えられるが、実際は異なる。スペイン語圏の南米各国では、オーバーヘッドキックを「Chilena(チレーナ)」と表現するからだ。 (ポルトガル語圏のブラジルでは「bicicleta (ビシクレータ=バイシクル)」と表現)

オーバーヘッドキックを「Chilena(チレーナ)」と表現するようになった経緯としては、1916年の南米選手権(現コパ・アメリカ)でチリ人がオーバーヘッドによるシュートを初めて決めたことが由来とされている。そしてこのときアナウンサーが、オーバーヘッドキックを「Chilena(チレーナ)」と言ったことで浸透したとも語り継がれている。

なお、同記事では岡崎選手のオーバーヘッド弾を「今年2月に行われたインデペンディエンテとのクラシコで、ラシンに所属する元アルゼンチン代表FWリサンドロ・ロペスが決めたオーバーヘッド弾のようだ」と賞賛している。

2016.03.15

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