Campeonato Paulistaカンピオナート・パウリスタ

元ブラジル代表FWジョのヘディングで先制したコリンチャンスがクラシコを制す

カンピオナート・パウリスタ 2017 第7節 コリンチャンス 1-0 サントス
▲ 後半の開始直後にこの試合唯一のゴールを決めた元ブラジル代表FWジョ
3月3〜5日に行われたカンピオナート・パウリスタの第7節。州都サンパウロで行われたクラシコ「コリンチャンス×サントス」は、元ブラジル代表FWジョのゴールでコリンチャンスが勝利を収めた。

ブラジル代表を指揮するチッチ監督も観戦に訪れた試合。コリンチャンスは7分、左サイドを前進したパラグアイ代表FWアンヘル・ロメーロが相手を引きつけてパスを出すと、マイコンがペナルティエリアの手前でミドルシュートを放った。枠を捉えたボールはキーパーのファインセーブに遭ったが、その後もコリンチャンスは優位に試合を進めて何度かチャンスメイク。39分には右サイドを上がったファギネルのクロスがルーカス・ベリッシモの左膝に当たってゴールに吸い込まれそうになったが、このピンチはサントスの守護神ブラジミールが間一髪守った。

ハーフタイムには、スタンドの上段から試合を観戦していたチッチ監督に向けて、コリンチャーノが「Olê, Olê, Olê, Olê.... Tite, Tite」と大合唱を届け、チッチ監督はコリンチャーノに向けて右手を振って応える一幕もあった。コリンチャンスで結果を出して、セレソンでも結果を出している指揮官に敬意を表するコリンチャーノの姿がそこにあった。

コリンチャンスの先制ゴールは後半の開始直後。左サイドでロメーロ、ホドリギーニョ、ジャジソン、ロメーロとつないでロメーロがスルーパスを出すと、オーバーラップしたギリェルミ・アラーナがゴール前にクロスを供給。ファーサイドから飛び込んだジョが頭で合わせて、スタンドの大歓声を浴びた。

59分にはコリンチャンスが再びゴールネットを揺らす場面があったが、ヘディングシュートを決めたロメーロのポジションがオフサイドにより追加点は幻に。だがサントスのほうは決定機らしい決定機を作れず、コリンチャンスの勝利が決まった。

カンピオナート・パウリスタ 2017 第7節 (2017/03/04)
コリンチャンス 1-0 サントス
カッシオ GK ブラジミール
ファギネル
ファビアン・バルブエーナ
パブロ
ギリェルミ・アラーナ
DF ビクトル・フェーハス
クレーベル
ルーカス・ベリッシモ
ゼッカ
ガブリエウ
ジャジソン
マイコン
ホドリギーニョ
(ジオバンニ・アウグスト)
アンヘル・ロメーロ
(レオ・ジャバー)
MF ユリ
(ハファエウ・ロンギーニ)
チアゴ・マイア
ビットル・ブエーノ
ジョ
(カジン)
FW ブルーノ・エンリーキ
カイキ
(チアゴ・ヒベイロ)
ジョナタン・コペーテ
(ホドリゴン)
ジョ 46 ゴール
パブロ
ホドリギーニョ
ジャジソン
ガブリエウ
イエロー
カード
ブラジミール
ファービオ・カリーリ 監督 ドリバウ・ジュニオール
主審: レアンドロ・ビジオ・マリーニョ
会場: アレーナ・コリンチャンス (サンパウロ)
2017.03.04
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