- CONMEBOL Libertadores 2019コンメボル・リベルタドーレス 2019
オウンゴールとPKだけで5点が生まれた試合 アトレチコは敗れるも決勝トーナメント進出
コンメボル・リベルタドーレス 2019 グループリーグ 第5節 ホルヘ・ウィルステルマン 3-2 アトレチコ・パラナエンセ
▲ オウンゴールとPKのみの得点となった試合は、ボリビアのホルヘ・ウィルステルマンに軍配が上がった
序盤から互いにゴール前までボールを運んで決定機を演出しあった前半は、ホルヘ・ウィルステルマンが23分に先制。左からのコーナーキックがファーサイドにいたリカルド・ペドリエルに渡ると、ペドリエルが右足で放ったシュートはニアサイドのポストに当たった上で、キーパーの左手にも当たってゴールを割った。公式記録ではGKサントスのオウンゴールとなった。
先制してからしばらくはホルヘ・ウィルステルマンの時間が続いたが、アトレチコ・パラナエンセは40分にヘナン・ロジが左サイドから放ったロングシュートが、クリアを試みたラミーロ・バリビアンのヘディングによるオウンゴールを誘発した。
後半、ホルヘ・ウィルステルマンは立ち上がりに相手のハンドでPKを得ると、このPKをホルヘ・オルティスが決めて再び勝ち越す。しかしアトレチコ・パラナエンセは、55分に左サイドをオーバーラップしたヘナン・ロジがペナルティエリアでセバスティアン・レジェスのスライディングで倒されると、このファウルで得たPKをマルコ・ルベンが冷静に決めて、再び同点とした。
最後の1点を取ったのは、ホルヘ・ウィルステルマン。86分のセットプレイからホルヘ・オルティスが放った左足ハーフボレーが相手のハンドを誘ってPKを獲得すると、このPKをカルロス・アントニオ・メルガールが決めて、勝ち点3を獲得した。
ホルヘ・ウィルステルマンは勝ったものの、依然としてグループGの最下位で、2位浮上のためには次節に大勝することが必須条件で、ほぼ敗退といえる情勢。一方、アトレチコ・パラナエンセは敗れたが、グループの2位以内が確実となって決勝トーナメント進出の権利を得た。
コンメボル・リベルタドーレス 2019 グループリーグ 第5節 (2019/04/24) | ||
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ホルヘ・ウィルステルマン (ボリビア) |
3-2 | アトレチコ・パラナエンセ (ブラジル) |
アルナルド・ヒメーネス | GK | サントス |
ラミーロ・バリビアン ロニ・モンテーロ セバスティアン・レジェス ファン・パブロ・アポンテ |
DF |
ジョナタン パウロ・アンドレ レオ・ペレイラ ヘナン・ロジ |
フェルナンド・サウセード ホルヘ・オルティス ヒルベール・アルバレス (ブルーノ・ミランダ) クリスティアン・チャベス (カルロス・アントニオ・メルガール) セルジーニョ |
MF |
カマーショ (ブライアン・ロメーロ) レオ・シッタジーニ (トマス・アンドラーデ) ブルーノ・ギマリャイス ニコン ホニ (マルセーロ・シリーノ) |
リカルド・ペドリエル (アレハンドロ・メレアン) |
FW | マルコ・ルベン |
(オウンゴール) サントス 23 (PK) ホルヘ・オルティス 51 (PK) カルロス・アントニオ・メルガール 88 |
ゴール |
40 ラミーロ・バリビアン (オウンゴール) 57 マルコ・ルベン (PK) |
|
イエロー カード |
カマーショ パウロ・アンドレ ニコン |
ノルベルト・ケケス | 監督 | チアゴ・ヌーニス |
主審: マリオ・ディアス・デ・ビバル (パラグアイ) 会場: エスタディオ・フェリックス・カプリレス (コチャバンバ) |
2019.04.24
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