- Selección Nacional de Chileチリ代表
コロンビア人ルエーダ監督の欧州歴訪 ブラーボ、ビダルらとの会談を経て72年ぶりの3連覇へ
コパ・アメリカに照準を合わせているチリ代表のレイナルド・ルエーダ監督の欧州歴訪
▲ チリ代表のレイナルド・ルエーダ監督が会談した好感触を得たとされるチリ代表GKクラウディオ・ブラーボ
欧州で合計5カ国を歴訪したルエーダ監督は、ラジオ・アグリクルトゥーラのインタビューに応じて「短期間で5カ国を回ったから、さすがに疲れた。でも、そのおかげで我々はいくつかの結論を見いだすことができた」と説明した。
ルエーダ監督が最も重視した選手は、現在マンチェスター・シティで活躍中の守護神クラウディオ・ブラーボ。同監督は、ブラーボと身のある会話ができたことを強調した。
「とても前向きな会話になった。私は常にプロ意識の高いクラウディオの存在がチリ代表にとって何を意味するかを強調してきた。そんな彼を話せたことはとても重要であった」
次にルエーダ監督が言及したのは、現在ベシクタシュ(トルコ)にいるDFガリ・メデルを訪問。日本代表MF香川真司ともチームメイトであるベテランと会った同監督は、負傷中のメデルを気遣った。
「ガリの傷害はデリケートではあるが、彼は着実に回復している。私は彼の症状については楽観的に捉えている」
最後に同監督は、バルセロナ(スペイン)で活躍中のMFアルトゥーロ・ビダルを評価。
「アルトゥーロは現在まで高いレベルをキープしていて、彼のコンディションの良さはとても心強く、頼もしい。彼のプロ意識やプレイのクオリティ、リーダーシップは、代表にとって欠かせないファクターだ」
コパ・アメリカの3連覇は、1945年から1947年までの3大会でアルゼンチン代表が達成した1度しかなく、もしチリ代表が2019年に優勝すれば、72年ぶりのコパ・アメリカ3連覇となるが、果たして。
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◆ レイナルド・ルエーダ
- 本名:
- レイナルド・ルエーダ・リベーラ
- 生年月日:
- 1957年4月16日生まれ(62歳)
- 出身:
- コロンビア(カリ)
- 身長:
- 173cm
プロ選手としてのキャリアはないが、アマチュアや大学のクラブで選手としてプレイしたのち、ドイツのケルンにある大学で体育学委を習得して大学教授に。その後、コロンビアの国立大学で修学したのち、欧州でFIFAとUEFAの講習を受講。一時は日本代表監督候補に挙がったこともあった。2006年のドイツW杯ではコロンビア代表を指揮し、2010年の南アフリカ大会ではホンジュラスをW杯出場に導き、2016年にはアトレティコ・ナシオナルをリベルタドーレス優勝に導いた。2017年からはフラメンゴ(ブラジル)を指揮したが、2018年の年明けに2018年のロシア大会出場を逃したチリ代表の復活を託された。
2019.05.06
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