- Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020
COVID-19で大混乱のブラジルサッカー界 コパ・アメリカとオリンピックの選手招集にも影響
コパ・アメリカとオリンピックの1年延期によるクラブチームの台所事情
▲ 2016年のリオ・デ・ジャネイロ・オリンピックで金メダルを獲得したブラジル代表。右からガブリエウ・バルボーザ、ネイマール、ガブリエウ・ジェズス
元々は2020年に開催される予定だったコパ・アメリカと東京オリンピックは、いずれも翌年への延期が決定しているが、当初の予定通り2020年に開催された場合、コパ・アメリカとオリンピックの裏でブラジレイロンの公式戦が開催されることになっていたため、クラブチームの選手は一定期間ブラジレイロンやリベルタドーレスなどの公式戦を欠場することになっていた。
振り返れば4年前の2016年にもコパ・アメリカとオリンピックは行われたが、このときは双方が近しい時期に開催されたのと、オリンピックはリオ・デ・ジャネイロでの開催だったこともあって、このときはブラジレイロンがオリンピック期間中に中断するなど、クラブチームに一定の配慮があった。かつ、双方の大会が近しい時期に開催されたことから、DFマルキーニョス、DFホドリーゴ・カイオ、MFドウグラス・サントス、FWガブリエウ・バルボーザらは両方に出場できていた。
以上から、2021年も似たような措置がとられる可能性もあるというが、COVID-19の終息時期によってはコパ・アメリカもオリンピックも日程変更がありうるだけに、現時点では明確な判断ができていないのが実情だ。
2020.03.30
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