- Campeonato Paulistaカンピオナート・パウリスタ
フェリッピ・メロは自粛中の自由を利用して悪ふざけ コリンチャーノを挑発して悪童健在
元ブラジル代表MFフェリッピ・メロが自身最高のチームメイトを聞かれて強引にコリンチャーノを挑発
▲ これまでのチームメイトで最高の選手を質問されて、コリンチャンスのオファーを断った元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏の名前を挙げて冗談を込めた元ブラジル代表MFフェリッピ・メロ(右)
かつてフィオレンティーナやユベントス、インテル、ガラタサライなど欧州でも長く活躍したボランチは、フットサルのブラジル代表ホドリゴとの Instagram ライブでの会話で、自身にとって最高のチームメイトは誰か?という質問に回答。そのときの答え方が、世間をざわつかせた。
「私が一緒にプレイした最高の選手について一人を決めるのは難しいね。何人かいるよ。強いて一人に絞るなら…ドログバかな。コリンチャンスでも活躍した彼は心から好きだ… あ! 冗談、冗談(笑)」
フェリッピ・メロはガラタサライ(トルコ)時代の2013〜2014年に元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏とチームメイトで、ドログバは2013年のリーグ優勝の立役者にもなった。間近でドログバの雄姿を目の当たりにしたフェリッピ・メロにとっても、ドログバは世界レベルの優秀なストライカーに映っていた。
フェリッピ・メロのコメントが冗談になり、そしてコリンチャーノへの挑発となる理由は、2017年の年明けにさかのぼる。当時コリンチャンスへの移籍が噂されていたドログバ氏は交渉が決裂したため結局コリンチャンスには加入せず、コリンチャーノの落胆を誘ったが、このときの出来事を蒸し返して「コリンチャンスでも活躍した」かのように表現することによって、フェリッピ・メロはコリンチャーノを挑発した格好だ。
忌み嫌う宿敵に所属する選手からの挑発を受けて、コリンチャーノの間では「うるせぇよバカ!」、「笑えねぇよ!」、「死ね!」といった怒りのコメントが飛び交っている。フェリッピ・メロの自由奔放な暴言を抑える意味でも、COVID-19の終息は喫緊の課題だ。
◆ フェリッピ・メロ
- 本名:
- フェリッピ・メロ・ジ・カルバーリョ
- 生年月日:
- 1983年6月26日生まれ(36歳)
- 出身:
- ブラジル(リオ・デ・ジャネイロ州ボウタ・ヘドンダ)
- 身長:
- 183cm
- ポジション:
- ボランチ、センターバック
1991年に8歳で地元の名門ボウタ・ヘドンダの下部組織に入ったが、トップチームでのデビューは2001年にフラメンゴで。翌2002年にはレギュラーを獲得すると、その後クルゼイロ、グレミオと活躍の場を移して2005年にマジョルカ(スペイン)へ渡った。2008年からはフィオレンティーナやユベントス(以上、イタリア)でも活躍したが、キャリアのピークは2011年から4年間所属したガラタサライ(トルコ)。そしてパウメイラスではボランチだけでなく、センターバックとしても起用される機会が増えている。ラフプレイも多く、黄色赤色を問わずカードをもらう機会の多い選手。元ブラジル代表。
2020.04.02
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