- CONMEBOL Libertadores 2020コンメボル・リベルタドーレス 2020
リベルタドーレスの再開に向けて打開策はあるのか? 南米各国の国境封鎖が大きな障害に
CONMEBOL(南米サッカー連盟)のアレハンドロ・ドミンゲス会長が考えるリベルタドーレスの再開
▲ リベルタドーレスの再開とその条件などを説明するCONMEBOL(南米サッカー連盟)のアレハンドロ・ドミンゲス会長
CONMEBOLでは4月2日にテレビ会議を行い、リベルタドーレス、スダメリカーナ、そしてワールドカップ南米予選の開催について加盟国の協会会長らと話し合いを進めている。
ドミンゲス会長は、CONMEBOLが必要な予防策をすべて講じていることにより、感染拡大を抑えられていると強調。その上でリベルタドーレスの再開時期は慎重に検討する意向を示している。現状、リベルタドーレスの中断期間は5月4日までとしているが、延長の可能性も示唆している。
「秩序が整っていて財政もしっかりしているので、現在の例外的な事情にあっても、自信を持って、必要な対応能力で立ち向かえるだろう」
数日前には最大6,500万ドル(日本円で約70億円)の資金調達に成功して、リベルタドーレスとスダメリカーナに出場する各クラブに分配していることも明かしたドミンゲス会長。南米各国で国境封鎖がなされているため、国際大会の再開は各国のリーグ戦などが通常通り開催されてからになるとしている。
「いずれは終息するはずだが、日数は要しそうだ。リベルタドーレスは各国のリーグ戦が再開されることが条件になる。ほとんどの国が国境を封鎖しているから、人の往来が元に戻るまではリベルタドーレスやスダメリカーナの再開は物理的に不可能だ」
そしてリベルタドーレスとスダメリカーナについては最悪の場合、無観客試合での再開も頭の片隅にあるとも述べた。
「もちろん、理想はスタジアムをお客さんでいっぱいにして試合を行いたい。だが、それが難しい状況でもサッカーを再開できる状況になった場合は、無観客試合での再開も候補にはある」
2020.04.04
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