- Campeonato Gaúcho 2020カンピオナート・ガウーショ 2020
心臓血管外科手術を受けていたグレミオの指揮官がリオ・デ・ジャネイロで事実上の隔離状態に
グレミオのヘナット・ガウーショ監督が心臓血管外科手術によりリオ・デ・ジャネイロで隔離状態に
▲ マスクを装着してベンチに座るグレミオのヘナット・ガウーショ監督
グレミオは5月5日からチーム練習を再開しているが、そこに監督の姿はない。実はヘナット・ガウーショ監督はリオ・デ・ジャネイロで心臓血管関連の手術を受けていて、体調が万全でない状況でポルト・アレグレに帰還することをチームから止められているのだ。COVID-19による罹患や感染などを避ける目的も兼ねて、同監督はさらに数週間リオ・デ・ジャネイロに滞在することとなっている。
今回、指揮官がポルト・アレグレに戻れない理由のひとつとして、交通関係の問題も挙がっている。COVID-19のパンデミックにより、リオ・デ・ジャネイロとポルト・アレグレとを結ぶ航空機の直行便がなくなっていることもあり、ヘナット・ガウーショ監督がポルト・アレグレに戻るためにはサンパウロを経由しなければならない。だが、リオ・デ・ジャネイロ、サンパウロともにCOVID-19の感染者数が多いこともあって、サンパウロ経由での移動さえも当局から止められているという。
そんなヘナット・ガウーショ監督は現在、離れたリオ・デ・ジャネイロから電話やインターネットなどでコーチングスタッフと連絡を取り合い、チームの状況を見守っているとしている。
◆ ヘナット・ガウーショ
- 本名:
- ヘナット・ポルタルッピ
- 生年月日:
- 1962年9月9日生まれ(57歳)
- 出身:
- ブラジル(リオ・グランジ・ド・スウ州グアポレー)
- 身長:
- 184cm
- ポジション:
- フォワード
1980年にグレミオでデビューすると、1983年にはコパ・リベルタドーレス優勝に貢献して同年のトヨタカップでも優勝に貢献した。1987年にフラメンゴへ移籍すると、1988年にはローマ(イタリア)へ移籍。しかし結果を残せず、翌1989年にフラメンゴへ移籍すると、以降はブラジルのクラブチームを渡り歩いた。ブラジル帰国以降だと1991〜1992年に所属したボタフォゴでの活躍がピーク。1999年にバングーで現役を引退した。2000年からはブラジル国内で監督を歴任している。元ブラジル代表。
2020.05.07
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