- Campeonato Paulista 2020カンピオナート・パウリスタ 2020
2002年にはセレソンの一員で来日したヴァンペッタ氏が新興チームの会長を辞任
元ブラジル代表MFヴァンペッタ氏がサンパウロ州3部のグレミオ・オザスコの会長職を退く
▲ サンパウロ州のグレミオ・オザスコの会長職を辞すると発表した元ブラジル代表MFヴァンペッタ氏
2011年に37歳で現役を引退したヴァンペッタ氏は、現役最後の所属チームであったグレミオ・オザスコでプレイングマネージャーをしていた経緯から、そのまま同年には同チームのスポーツディレクターに就任。2013年からは会長職に就いていた。しかし任期満了を迎えて、会長の座を退くことになった。
「私はもう会長ではない。すでに任期を満了していて、現在は同クラブの審議理事会の会長に転身しているんだ。個人的には引き続き会長職に留まりたかったのだが、規定によってできないことになっているからね。仕方ない」
同氏の後任には、クラブチームの所有者であるマリオ・テイシェイラ元会長の義理の息子であるヘナット・ドス・サントス・ボテーガ氏が就いた。同氏はマリオ・テイシェイラ元会長の娘と結婚していて、同元会長とは親族関係にある。
「オーナーのチームはすべてセットアップされていて、至って順調。新会長は、マリオの娘の旦那であるヘナット氏だ。クラブチームはファミリーだからね(笑)」と、ヴァンペッタ氏は冗談交じりに新会長の紹介とオーナーファミリーを紹介した。
◆ ヴァンペッタ
- 本名:
- マルコス・アンドレ・バチスタ・サントス
- 生年月日:
- 1974年3月13日生まれ(46歳)
- 出身:
- ブラジル(バイーア州ナザレー)
- 身長:
- 184cm
- ポジション:
- ボランチ
1990年に16歳でビットーリアの下部組織に入り、1993年に19歳でトップチームに昇格。すると翌1994年にはPSVアイントホーフェン(オランダ)に渡って活躍し、1996年には母国に戻ってフルミネンセに加入したが、キャリアのピークを迎えたのは1998年から約2年間在籍したコリンチャンス時代。200年にインテル(イタリア)へ移籍したが、出場機会は少なく。パリ・サンジェルマン(フランス)でも出場機会は限られたが、2001年にフラメンゴへ移籍すると、翌2002年に復帰した古巣コリンチャンスで再び躍動した。同選手の現役時代といえばコリンチャンスでの活躍が専ら。2002年にはブラジル代表の一員として来日し、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦の夜には神戸・三宮にあるブラジリアンレストラン「コパカバーナ(現在は店名をコパラテンに変更して移転)」に、ホナウド、ジュニオール、ジーダ、ルイゾンと5人で入店して深夜3時頃まで飲み明かした。1999年にはブラジルのゲイ雑誌でヌードを披露するなど、ピッチ外の話題にも事欠かなかった。
2020.06.09
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