- Campeonato Paulista 2020カンピオナート・パウリスタ 2020
試合中の負傷で全治1ヵ月の診断も… ボセーリは来週にもチームトレーニングの合流に意欲的
コリンチャンスの元アルゼンチン代表FWマウロ・ボセーリが26日の負傷で全治1ヵ月の重傷と判明
▲ 元アルゼンチン代表FWマウロ・ボセーリ(左)が26日の試合中に相手の拳を顔面に喰らった場面
26日のオエスチ戦にスタメン出場していたボセーリは、前半の34分に交錯した相手の右手が顔面を直撃して転倒。顔面から出血したボセーリは、そのままベンチに下がるとすぐ近くの病院に搬送された。
モルンビーのサン・ルイス病院で行われた手術を担当したマルコス・ピッタ医師は、「軽視できない外傷であり、骨折も確認されたが、手術は無事成功した。容態は安定していて、順調に回復するだろう。合併症の心配もない」と断言した。
ボセーリ自身は早く復帰したい意向があり、早ければ翌週にも練習を始めたいと主張している。だが、主治医のピッタ医師は、それに反論するように次のような見解を示している。
「とにかく彼の症状を観察する以外にないが、今回のケガは完治まで30日ほどかかる。もちろん、もっと早く治る可能性もあるが、医師としては完治まで無理をさせたくない」
同医師によれば、仮に早くて翌週にも練習に復帰できたとしても、試合に出るまでは1ヵ月ほど様子を見たほうがいいとの見解。この診断結果だと、ボセーリはブラジレイロンの開幕には間に合わないとみられている。
◆ マウロ・ボセーリ
- 生年月日:
- 1985年5月22日生まれ(33歳)
- 出身:
- アルゼンチン(首都ブエノスアイレス)
- 身長:
- 185cm
- ポジション:
- フォワード
ボカ・ジュニオルスの下部組織出身で、2003年にトップチームに昇格すると、レンタル移籍の時期を除き2008年までボカに在籍。同年にはエストゥディアンテスに移籍して2010年までの2シーズンで50ゴールを叩き出す大活躍をみせた。2010年にはウィガン(イングランド)に渡ったが、欧州では本領発揮とならず。2013年に移籍したレオン(メキシコ)では安定した成績を残した。元アルゼンチン代表。
2020.07.27
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