- Campeonato Brasileiro Serie D 2020ブラジル全国選手権 4部 2020
東城利哉がポルトゥゲーザに加入 2021年の州選手権で本田圭佑との日本人対決実現も?
2012年からブラジルで活動中の東城利哉がリオ・デ・ジャネイロのポルトゥゲーザ・リオに加入
▲ リオ・デ・ジャネイロの遊園地で休暇を楽しむ東城利哉
以前の所属先であるフリブルゲンセは翌年のカンピオナート・カリオカでも1次リーグからの参戦になるが、ポルトゥゲーザ・リオはタッサ・グアナバーラ(グアナバーラ杯)からの参戦が決まっている。そのため、2021年大会では本田圭佑擁するボタフォゴと対戦する可能性もあり、ブラジルで日本人対決が実現する可能性も出てきた。
東城利哉自身も、本田圭佑との対戦を楽しみにしている様子。
「本田さんはとても有名です。日本ではもちろん、世界中で知られている選手。彼は非常にハイレベルで、テクニックも優れた素晴らしい選手です。私は彼のいるボタフォゴと対戦することを夢見ています。もうすぐ(来年)ですね。本田さんはもちろん、私にとってもこれからすべてがうまくいくことを願っています(笑)」
▲ ポルトゥゲーザ・リオの練習着を着て笑顔で写真に収まる東城利哉
ちなみに、現地ブラジルではリオ・デ・ジャネイロ州のクラブチームに所属して戦っている日本人プロサッカー選手のことを「japa-carioca (ジャパカリオカ)」と表現していて、現在は東城利哉と本田圭佑の二人が「japa-carioca」に該当する。
ポルトゥゲーザ・リオは創立96年目の名門で、グアナバーラ湾に浮かぶゴヴェルナドール島にあるクラブチーム。ホームスタジアムはエスタジオ・ルーゾ・ブラジレイロで、過去にはカンピオナート・カリオカのセリエB(2部)を3度優勝している。カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジレイロン)ではセリエDにあり、ポルトゥゲーザ・リオは9月19日に始まるグループステージから2020シーズンを戦う予定になっている。
◆ 東城 利哉
- 生年月日:
- 1992年10月13日生まれ(27歳)
- 出身:
- 日本(東京都)
- 身長:
- 173cm
- ポジション:
- フォワード
中学時代は埼玉県川越市に本拠地を置く、1FC川越水上公園U-15で一期生としてチームを牽引。高校生の頃は川崎フロンターレのU-18でスキルアップして、高校卒業を機にブラジルへ渡ると、2012年に19歳でリオ・デ・ジャネイロ州のフリブルゲンセとプロ契約を結んだ。2014年にはサンタ・カタリーナ州のアバイーに完全移籍したが、出場機会に恵まれず、2018年には古巣フリブルゲンセなどにも貸し出された。2019年にサンパウロ州の名門ポルトゥゲーザへ完全移籍して、同年に古巣フリブルゲンセに期限付き移籍。そしてポルトゥゲーザ・リオへ移籍した。ブラジルでの生活が長く、ポルトガル語はネイティブ並みに流暢。ブラジルでの愛称は Toshi (トシ)。
2020.08.20
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