Campeonato Brasileiro Serie B 2020ブラジル全国選手権 2部 2020

先週末にフロリアノーポリスで襲撃事件が発生 「悲劇が起きていたかもしれない」とエラーノ監督

先週土曜日に発生したフィゲイレンセ襲撃事件についてエラーノ監督がコメントを残す
▲ 5日の午後に発生したスタジアム侵入&選手襲撃事件についてコメントするフィゲイレンセのエラーノ監督
9月5日の午後、サンタ・カタリーナ州の州都フロリアノーポリスにあるエスタジオ・オルランド・スカルペッリで事件は起こった。曇り空の下でトレーニング中のフィゲイレンセの選手たち目がけて、スタジアム外から40人前後の男が乱入すると、男たちは選手たちに襲いかかった。中には逃げる選手を標的に爆竹や発煙筒などを投げつける輩もいた。

その後警官隊の到着により事態は沈静化したが、フィゲイレンセのトレーニングは当然中断。乱入してきた加害者集団はフィゲイレンセのサポーターとみられ、第7節時点でブラジレイロン・セリエC(3部)降格圏内の17位に低迷するチームへの鬱憤が誤った形で爆発したとの見方が強い。

事件から二日が経った7日、SporTVの番組「BEM, AMIGOS!」に出演したフィゲイレンセのエラーノ監督は、悲劇が起こった可能性に言及して暴徒化した者への憤りを隠さなかった。

「私はフィゲイレンセを指揮していて、今回の事件について話すのは初めてだ。ひどく悲しい思いをしているし、残念な出来事だ。我々の家でもあるスタジアムに侵入してサポーターが選手を襲撃するなんて…。選手が受けた精神的苦痛は大きく、心のケアに全力を注いでいる。我々は今、明日(8日)のクイアバー戦に向けて、クイアバーに来ている。だがあんな事件が起きた直後だけに、難しい試合になるだろう」

▲ 選手襲撃事件が発生したフロリアノーポリスのエスタジオ・オルランド・スカルペッリ
エラーノ監督は、今回起きたような襲撃事件の予防策を講じることの重要性を訴えた。

「このたび起こった事件について納得・共感する選択肢はない。このようなことがブラジルサッカー界で再び起こるのは残念だ。サッカーを愛する我々にとって、こうした反乱に対し団結するのは当然だ。今回の被害者はフィゲイレンセだったが、これは他のクラブチームでも起こりうることと肝に銘じておかなければならない」

ブラジルでは敗戦や敗退など期待を裏切る結果になったクラブに対し、サポーターの一部が暴徒化して襲撃に及ぶ事件が断続的に起きている。2014年1月には当時コリンチャンスに所属していたアレシャンドレ・パトが、暴徒化したサポーターから「足をへし折ってやる!」などの脅迫を受ける事件も発生したことがある。

今回の襲撃事件について、エラーノ監督は「選手が重傷を負わなかったことが救い。一歩間違えればさらなる悲劇が起きていたかもしれない」と述べている。そして8日に行われたクイアバー戦で勝ち点1を得たフィゲイレンセは、暫定ながら降格圏内を脱出した。

◆ エラーノ

本名:
エラーノ・ハウフィ・ブルメル
生年月日:
1981年6月14日生まれ(39歳)
出身:
ブラジル(サンパウロ州イラセマーポリス)
身長:
174cm
ポジション:
ミッドフィルダー(現役時代)

2001年に20歳でサントスの下部組織からトップチームに昇格すると、すぐレギュラーに定着して2002年と2004年のブラジレイロン優勝に二度貢献した。2005年にシャフタール・ドネツク(ウクライナ)ヘ移籍して以降は、マンチェスター・シティ(イングランド)、ガラタサライ(トルコ)でも安定した活躍をみせた。グレミオを退団した2014年以降は、インドも含めて転々とし、2016年12月に現役を退いた。翌2017年に古巣サントスでアシスタントコーチを務めると、サンパウロ州のインテル・ジ・リメイラを率いて、2020年はフィゲイレンセの指揮官に就任。元ブラジル代表。

2020.09.08

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