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CONMEBOL（南米サッカー連盟）は2日、加盟10カ国のクラブチームを対象とする、直近10年間のランキングを発表した。

このランキングはCONMEBOLが毎年集計しているもので、好成績を残した年が近ければ近いほど高いポイントが付与される仕組み。たとえば、2020年のリベルタドーレスの場合、優勝したパウメイラスには1,000ポイントが与えられ、以下、準優勝のサントスには500ポイント、ベスト4のリーベル・プレートとボカ・ジュニオルスにはそれぞれ300ポイントずつ、そしてベスト8まで勝ち上がったチームにはそれぞれ200ポイントずつが付与される。
これが同じリベルタドーレスでも2019年の成績になると、優勝したフラメンゴのポイント数は900。以下、2018年の優勝リーベル・プレートのポイント数は800、2017年の優勝グレミオは700ポイントといった計上になり、同じリベルタドーレス優勝でも古い成績ほどポイントが下がっていくルールになっている。

上記以外では、11年以上前のリベルタドーレスでの成績に応じてもわずかながらポイントが加算されるほか、各国のリーグ戦やカップ戦、スダメリカーナなどでの成績もポイントの対象になる。

このランキングを毎年集計する目的は、リベルタドーレスなどの大会においてシード権を決める際の参考資料になるためで、上位100チームあたりまでランキングされている。

ポイントの差でみると、2021年の集計においてはリーベルとボカの2チームが3位以下を大きく突き放してワンツーフィニッシュを実現。とりわけ、ガジャルド監督の下でいくつものタイトルを獲ってきた実績がポイントに反映された分、リーベルは2位ボカを約1,300ポイントも突き放して1位に君臨した。

このたび発表された、2021年のクラブチームランキング・トップ10は下記の通り。

1. 　10,652　リーベル・プレート　（アルゼンチン）
2. 　8731.1　ボカ・ジュニオルス　（アルゼンチン）
3. 　6950.8　グレミオ　（ブラジル）
4. 　6629.9　パウメイラス　（ブラジル）
5. 　5444.5　ナシオナル・モンテビデオ　（ウルグアイ）
6. 　5140.6　フラメンゴ　（ブラジル）
7. 　4833.3　アトレティコ・ナシオナル　（コロンビア）
8. 　4632.3　ペニャロール　（ウルグアイ）
9. 　4443.9　サントス　（ブラジル）
10. 　4210.0　インデペンディエンテ　（アルゼンチン）