- CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021
ボカの先制ゴールをVARで取り消した主審らに処分 VAR担当のパラグアイ人は翌日の担当を外される
リベルタドーレスの「ボカ・ジュニオルス × アトレチコ・ミネイロ」で誤審に関与した主審らに処分が下る
▲ 試合後にディエゴ・ゴンサーレスのノーゴール判定についてボカのミゲル・アンヘル・ルッソ監督は主審に抗議した(写真提供:Olé)
疑惑の場面は、33分。右からのクロスをナタン・シウバが頭でクリアしきれず真上に浮いたボールをヘーベルもクリアしきれず、空中のボールをディエゴ・ゴンサーレスが頭でゴールに押し込んだ。ボカが先制したかに思われたが、主審はVARのオンフィールドレビューをした上でノーゴールとした。理由は、ナタン・シウバがヘディングする直前に背後からノルベルト・ブリアスコが両手でナタン・シウバの背中を押していて、これがファウルとみなされたゆえのノーゴールだった。この試合の結果は 0-0 のスコアレスドローとなった。
前述の場面は物議を醸し、コロンビア人主審のアンドレス・ホセ・ロハス・ノゲーラ氏が批判の矢面に立たされたが、主審より重い責任を負っているのは、VARを担当したパラグアイ人のデルリス・ロペス氏。同氏は主審も気づかなかった疑わしいプッシングをオンフィールドレビューで確認するよう主審に促したとみられ、翌14日の「デフェンサ・イ・フスティシア vs フラメンゴ」でもVARを担当する予定だったが、この件が理由で担当を外されている。
ボカは 2nd.Leg の審判団について、人選を慎重にするようCONMEBOLに要求。今週のリベルタドーレスでは他にも「セロ・ポルテーニョ × フルミネンセ」戦で明らかな誤審があって審判団が処分されるなど、レフェリーの不祥事が相次いでいる。
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2021.07.15
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