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フリアン・アルバレスにユーヴェ、ミランなどが関心 リーベルは移籍金の下限を設定して安売り阻止へ
アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの放出に関するリーベル・プレートの対応策
▲ ユヴェントスなどイタリアの複数のクラブチームが関心を寄せているアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(写真提供:TyC Sports)
リーベルでゴールを量産してアルゼンチン代表にも名を連ねているフリアン・アルバレスについては、イタリアからユヴェントスやミラン、フィオレンティーナなどが獲得を検討していると報じられている。リーベルの立場としては、2022年1月に放出する考えはないようだが、条件次第では移籍交渉のテーブルに着く可能性も示唆。その条件は、移籍金の下限を2千万ユーロ(日本円で約2億6千万円)に設定した上で、移籍金の一括払いを了承するクラブとだけ交渉に応じるというものだ。
イタリアやアルゼンチンで挙がっている情報としては、チームの再建を目指しているユヴェントスが最右翼で、イタリアのスポーツ紙「Tutto Sport」などが報じている。ほか、ミランとナポリに加えて、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチを放出して移籍金を得られればフィオレンティーナも争奪戦に加わる可能性があるという。
どこに移籍させるとしても、リーベルとしてはフリアン・アルバレスの安売りは徹底して拒む意向を示している。
ちなみに、南米予選を終えたフリアン・アルバレスとアルゼンチン代表GKフランコ・アルマーニは17日にリーベルのチームトレーニングに参加。一方、パラグアイ代表のロベール・ロハスとエクトル・マルティネスの二人はバランキージャからの帰国が遅れた影響で、トレーニングへの合流は18日になるとのこと。
◆ フリアン・アルバレス
- 生年月日:
- 2000年1月31日生まれ()
- 出身:
- アルゼンチン(コルドバ州カルチン)
- 身長:
- 170cm
- ポジション:
- フォワード
2016年に16歳でリーベル・プレートの下部組織に入団し、2018年に18歳でトップチームデビュー。同年のリベルタドーレス決勝(ボカ・ジュニオルス戦)にも出場すると、翌2019年3月17日にはインデペンディエンテ戦で初ゴールをマークした。2018年にU-20アルゼンチン代表に招集されて以降は、各年代のアルゼンチン代表に名を連ね、2021年6月3日にはワールドカップ南米予選のチリ戦でA代表デビューを果たしている。170cmと小柄ながらシュート精度と得点嗅覚に優れ、ペナルティエリアでの仕事に定評がある。愛称は「Araña(蜘蛛)」。
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2021.11.18
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