- Supercopa do Brasil 2023スーペルコパ・ド・ブラジウ 2023
相手の決勝ゴールは“キーパーチャージ”? 監督の遅延行為に対するカードの色も含めて敗者が憤慨
フラメンゴがスーペルコパ・ド・ブラジウの内容を巡ってCBF(ブラジルサッカー連盟)に書簡を送る
▲ ゴールエリアまで上がっていたマイキ(右)と接触したGKサントスは、ガブリエウ・メニーノの緩いシュートに手が届かず…(写真提供:TVGlobo)
フラメンゴが訴えた不満の一つ目は、ガブリエウ・メニーノによる決勝ゴールの検証。ガブリエウ・メニーノが左足で打ったシュートにGKサントスが反応したものの、近くにいたマイキと接触して左手がボールに届かなかった。この場面でフラメンゴは、マイキがGKサントスと接触したことが(昔のルールでいうところの)キーパーチャージにあたるとして、ノーゴール判定にすべきだったと主張した。
そして、決勝ゴールの判定を巡り、主審のウィウトン・ペレイラ・サンパイオ氏とVAR担当のホドリーゴ・ダロンソ・フェヘイラ氏の解任を求めて、試合のやり直しを訴えた。
さらにフラメンゴの役員会は、44分に生じた出来事に関し、パウメイラスのアベル・フェレイラ監督を退席処分にすべきだったとも主張。該当の場面では、コーチャーズボックスに転がったボールをウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータが素早くリスタートしようとしたが、同監督が背を向けて腰を入れてアラスカエータがボールを拾おうとしたのを妨害した。主審は同監督にイエローカードを提示したが、フラメンゴ側としては『あからさまな妨害行為だった』として出されたカードの色が違うという主張だ。
スーペルコパ・ド・ブラジウは1990年と1991年に開催されたが、その後開催されず。2020年に開催されて以降、フラメンゴは4年連続で出場しているが、2020〜2021年にスーペルコパを連覇したものの、昨年と今年は準優勝に甘んじている。
2023.01.31
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