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ブルーノ・バルデスの放出で外国人枠を空けたボカ カルロス・パラシオスの移籍交渉を本格化
ボカ・ジュニオルスがパラグアイ代表DFブルーノ・バルデスの放出を決定し、チリ代表MFカルロス・パラシオスの獲得へ動く
▲ ボカ・ジュニオルスの補強候補であるチリ代表MFカルロス・パラシオス(写真提供:TyC Sports)
ボカの外国人枠は埋まっていたが、ディエゴ・マルティネス監督の構想外になっていたパラグアイ代表DFブルーノ・バルデスをセロ・ポルテーニョに買い取りオプション付きでレンタル移籍させたことで外国人枠が空き、そこにカルロス・パラシオスの補強を進めている。攻撃力強化を狙うボカのファン・ロマン・リケルメ会長の意向もあり、カルロス・パラシオス自身は数週間前にも「ボカに対してノーと言うのは不可能だ」と加入に前向きなコメントを残している。
カルロス・パラシオスは現在コロコロでプレイしているが、バスコ・ダ・ガマからのレンタル移籍であり、権利はバスコが保有している。同選手を戦力として重宝しているコロコロは移籍期間の更新と給料の増額を提案したほか、チームメイトのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルもフロントに同選手の残留を要請していて、コロコロ側としては安易にカルロス・パラシオスを手放すつもりはない模様。
しかし、ボカが好きでファン・ロマン・リケルメ会長をリスペクトしているカルロス・パラシオスは移籍に前向き。同選手がボカに移籍するか否かの主導権はバスコ・ダ・ガマが握っていることもあり、バスコとボカとの間で合意に達した場合はコロコロにどうにかする手立てはない。
仮にこの移籍交渉が成立した場合、ボカはバスコに500万ドル(日本円で約7億4千万円)を支払うことになり、リケルメ会長体制のボカでは最高額の選手となるが果たして。
◆ カルロス・パラシオス
- 本名:
- カルロス・アロンソ・エンリケ・パラシオス・ヌーニェス
- 生年月日:
- 2000年7月19日生まれ()
- 出身:
- チリ(レンカ)
- 身長:
- 180cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー、ウイング
ウニオン・エスパニョーラの下部組織主審で、2018年にトップチームデビュー。2020年にはスタメンに定着して活躍した。2021年にインテルナシオナウ(ブラジル)と期限付き移籍で加入し、その後は完全移籍に。2022年4月にバスコ・ダ・ガマ(ブラジル)に移ったが、クラブ内での規律欠如に加えて、元恋人からのDV(家庭内暴力)の告発を受け同年11月に彼女を殺すと脅した疑いで逮捕された。翌2023年1月にコロコロに移籍し、同年は34試合に出場、13ゴール5アシストと結果を出した。チリ代表。愛称は宝石を意味する「ラ・ホージャ」。
2024.02.04
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