CONMEBOL Libertadores コンメボル・リベルタドーレス 2018

嘲笑の“犯人”は謝罪しつつも反論 CONMEBOLはナシオナルの処分について評議を開始

「シャペコエンセ vs ナシオナル・モンテビデオ」の試合で発生した嘲笑行為に関する続報
▲ 1月31日にアレーナ・コンダーのスタンドで航空機墜落事故を嘲笑するジェスチャーをしたニコラス・コレーア氏(中央)らが映された映像
1月31日にブラジルのシャペコーで行われたリベルタドーレスの「シャペコエンセ vs ナシオナル・モンテビデオ」の試合で、ナシオナルのサポーターがシャペコエンセの墜落事故を嘲笑するジェスチャーを披露したとして問題視された。問題の行動をとったサポーターにはその後世界中から非難が集まり、当事者が謝罪する事態に発展した。

アレーナ・コンダーのスタンドで2016年の航空機墜落事故を彷彿とさせるジェスチャーを行い、批判の矢面に立たされたのはナシオナル・モンテビデオのサポーターであるウルグアイ人のニコラス・コレーア氏。同氏が両手を広げて航空機の真似をすると、それが墜落するかのような表現まで映像に残り、それをブラジルやウルグアイのメディアが報じると世界中に拡散した。YouTube などでもその様子を記録した映像はアップロードされているため、今でも誰もが自由に閲覧可能だ。

コレーア氏は5日になって、ウルグアイのラジオ局とのインタビューにおいて公に謝罪した。
「私はブラジルの人々、シャペコエンセに関わるすべての方、そして私の人生でもあるナシオナルの全員に謝罪したい。私はあのような映像に記録されたことを恥ずかしく思うとともに、あのとき並んで映っていた友人たちにも申し訳ないと思っている」

▲ 2016年11月28日(現地時間)にコロンビアの山岳部で発生したラミア航空2933便墜落事故の墜落現場 (写真は2016年11月29日のもの)
だが、心から謝罪する一方で、コレーア氏は自身の行動が当時のスタジアムの空気に起因するとの釈明を添えた。
「試合前に、スタジアムやその周辺ではシャペコエンセのサポーターらが我々を侮辱し、“半熟”などと中傷していたんだ。それには私だけでなくナシオナルのサポーターの多くが怒っていたし、我々がスタンドに入ったときにも侮辱された。そして残念ながら、私はあのようなジェスチャーをするに至った」

同氏の言い分の信憑性は実証されていないが、いずれにせよ2016年に71人もの尊い命が失われた大惨事を嘲笑した事実は変わらない。ナシオナル・モンテビデオは公式発表として、コレーア氏ともう一人のサポーターメンバーズ剥奪と、エスタディオ・グラン・パルケ・セントラル(ナシオナル・モンテビデオのホームスタジアム)への入場禁止措置を取ることを発表し、相応の処分とともにクラブとしての反省も示している。

一方、一昨年の大惨事で大切な家族を失った犠牲者遺族の団体は、「冗談の範疇を超えている」、「1948年の世界人権宣言にも反する愚行」として当事者の謝罪を受け入れない姿勢を示した。シャペコエンセは、CONMEBOL(南米サッカー連盟)に提出した『ナシオナル・モンテビデオのリベルタドーレス敗退処分の申し出』を取り下げてはいない。

CONMEBOLはシャペコエンセからの告訴を受けて4日にもナシオナル・モンテビデオの処分について評議を始めたことを明らかにしている。

▼ ナシオナル・モンテビデオのサポーターがシャペコエンセの航空機墜落事故を嘲笑したとされる映像


2018.02.05

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