CONMEBOL 南米サッカー連盟

南米サッカーの安全性向上へ CONMEBOLがリーベルとボカにそれぞれ72万ドル以上を投資

CONMEBOL(南米サッカー連盟)がエル・モヌメンタルとラ・ボンボネーラの改修で合計144万ドル以上の資金投入へ
▲ リーベル・プレートのホームスタジアム「エル・モヌメンタル」
CONMEBOL(南米サッカー連盟)は7日に開いた理事会で、リーベル・プレートとボカ・ジュニオルスにそれぞれ72万ドル(日本円で約7,850万円)以上を資金投入することを、全会一致で承認した。

このたびCONMEBOLがリーベルとボカに多額の資金を投入する背景として、安全面の強化・向上が挙げられている。スーペルクラシコと呼ばれる両者の対決では、スタジアムの内外で暴力行為や犯罪が頻発。2018年のリベルタドーレス決勝で 2nd.Leg の数時間前に一部のリーベルプラテンセ(リーベルのサポーター)がボカの選手団が乗ったバスに投石をした結果、パブロ・ペレスら複数の選手が負傷して試合が延期になった“事件”が記憶に新しいところである。他にも、2015年のリベルタドーレスではラ・ボンボネーラで唐辛子スプレーが噴射されて、リーベルの選手が試合を続けられなくなり没収試合になったこともある。

今回、CONMEBOLが投入する資金の使用用途は、エル・モヌメンタルとラ・ボンボネーラのセキュリティ強化に約50%で、ほか、スタジアムとその周辺地域における警備体制の向上を目的とするプログラムの構築・提示・承認に関する費用にも充てられる。これらの着地点は、スーペルクラシコを平和で協調性のとれた安全なスポーツの祭典にすることである。

▲ ボカ・ジュニオルスのホームスタジアム「ラ・ボンボネーラ」
CONMEBOLは昨年11月に発生した前述のバス投石事件を受けて、南米サッカーから悪影響を及ぼす原因(暴力的行為など)を特定、理解して、それらに対抗することを公約にもしていた。「南米サッカーに暴力は憑き物」などという悪評からの脱却を、CONMEBOLは真剣に目指していて、今回の決定はこの一環とみられる。

CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス会長は、今回の決定を未来志向で説明した。
「南米のビッググラブであるリーベルとボカは、スポーツの価値の範疇で責任を持って興業としてのサッカーの実現を推進している。我々はそれにコミットすべく、暴力の根絶という目標を設定してともに前進していきたい。そしれそれは必ず達成できると確信している」

余談だが、2018年12月29日のスペインの首都マドリーで開催されたスーペルクラシコのチケット収益は、10,832,803ドル(日本円で約11億7,644万円)。そこからマドリーに支払った地方税や営業費、マーケティング費、スタジアム使用代、諸々の物流支出などを含めて合計9,386,606ドル(日本円で約10億1,938万円)が差し引かれて、その差額(約145万ドル)がCONMEBOLの純利益となった。

今回のCONMEBOLの決定に対して、ボカは承認を公表。リーベルは理事会で評議中とのこと。
2019.06.09

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