- Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020
チアゴ・ガリャルドがPKを決めればブルーノ・コルテスにはレッドカードと新潟OBが目立ったクラシコ
カンピオナート・ブラジレイロ 2020 第13節 グレミオ 1-1 インテルナシオナウ
▲ 74分に同点のPKを決めて喜ぶ元アルビレックス新潟のチアゴ・ガリャルド
特典のなかった前半は、グレミオが38分にキーパーのファインセーブを誘うルーカス・シウバのミドルシュートで見せ場を作った。
後半、グレミオは52分にU-23ブラジル代表FWペペが元ブラジル代表FWジエゴ・ソウザにボールを預けると、ジエゴ・ソウザはペナルティアークで強引に中央突破を試みるも転倒。しかし転倒した際にジエゴ・ソウザの足元から離れたボールがペナルティエリアに入ったぺぺへのパスとなり、ぺぺは右足で軽く浮かせるシュートを決めて先制した。
インテルナシオナウは65分にカウンターで元アルビレックス新潟のチアゴ・ガリャルドが相手陣内を突っ走ったが、ペナルティエリアに入る直前で振り抜いた右足のシュートはポストをかすめて枠を逸れてしまう。すると69分にはジエゴ・ソウザの顔面を右腕で殴ったと判断されたダミアン・ムストがVARチェックの末に退場になり、数的不利に陥った。
それでもインテルナシオナウは72分、ペナルティエリアでエデニウソンが右足のアウトサイドにボールを当てて浮かせると、元アルビレックス新潟の元ブラジル代表DFブルーノ・コルテスの左手にボールが接触。VARチェックによりブルーノ・コルテスのハンドが確認されると、これで得たPKをチアゴ・ガリャルドが決めて 1-1 とした。
81分にはビクトル・クエスタへのアフターチャージによりブルーノ・コルテスに2枚目のイエローカードが出されると、この判定を受けてチアゴ・ガリャルドが両手を叩いてジャッジに賛同する一幕も。良くも悪くも、かつてアルビレックス新潟に在籍したブラジル人選手が目立ったクラシコであった。
グレミオは暫定15位に、インテルナシオナウは暫定2位にそれぞれ位置している。
カンピオナート・ブラジレイロ 2020 第13節 (2020/10/03) | ||
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グレミオ | 1-1 | インテルナシオナウ |
バンデルレイ | GK | マルセーロ・ロンバ |
ルイス・マヌエル・オレフエーラ パウロ・ミランダ デイビッジ・ブラス ブルーノ・コルテス |
DF |
エイトル ホドリーゴ・モレード ビクトル・クエスタ ウエンデウ |
ダルラン (ルイス・フェルナンド) ルーカス・シウバ (ジオゴ・バルボーザ) マテウス・エンリーキ アリソン (ホビーニョ) |
MF |
パトリッキ ダミアン・ムスト エデニウソン ガブリエウ・ボスキーリャ (ウィリアン・ポッチケル) |
ジエゴ・ソウザ (ギリェルミ・アゼベード) ペペ |
FW |
チアゴ・ガリャルド アベル・エルナンデス (アンドレス・ダレッサンドロ) |
ペペ 52 | ゴール | 74 チアゴ・ガリャルド (PK) |
ブルーノ・コルテス | イエロー カード |
ビクトル・クエスタ |
ブルーノ・コルテス | レッド カード |
ダミアン・ムスト |
ヘナット・ガウーショ | 監督 | エドゥアルド・コウデ |
主審: ハファエウ・クラウス 会場: アレーナ・ド・グレミオ (ポルト・アレグレ) |
2020.10.03
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