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高速道路からバスが転落 乗車していた10代の若きサッカー選手4人が交通事故の犠牲になる
ブラジル国内で発生した交通事故で事故車両に乗っていた10代の選手4人が死亡
▲ サッカーチームを乗せたバスが橋から転落して、多数の死傷者が出てしまった(写真提供:O Vigilante Online)
事故が発生したのは、ミナス・ジェライス州の南部アレン・パライーバの高速道路で、バスは上下逆になりタイヤが上になって落下。バスの客席部分が押しつぶされるような状況だったため、救出作業には約6時間を要した。生存した選手によれば、「事故直前は相当なスピードが出ていた」とのことで速度超過が事故原因との憶測もあり、警察は引き続き捜査を続けている。
事故車両には運転手を初め、コーチングスタッフや選手らが乗車していて、死傷者は32人に上った。内訳は死者4人、負傷者28人。(当初の報道では死者数は5と報じられたが、その後の捜索により4に訂正された。)
犠牲になったのは、いずれもリオ・デ・ジャネイロ州のECビラ・マリア・エレーナというクラブチームに所属していた次の4名。
- カイロン・ダ・シウバ・ペイシャンさん(13歳)
- ジオゴ・コウチーニョ・ビラルさん(18歳)
- チアゴ・ハモス・ジ・オリベイラさん(15歳)
- アンドレイ・ビアーナ・ダ・コスタさん(15歳)
遺体は翌31日から遺族に引き渡された。そしてこの事故を受けて、旅行会社の LG Transportes は「この悲劇に深く落胆しています。捜索と警察の捜査にも協力し、弊社にできうることを惜しまず、必要なすべてのサポートを提供するとお約束します」と謝罪の声明を出した。
そしてボタフォゴ、フルミネンセ、バスコ・ダ・ガマなどリオ・デ・ジャネイロ州のクラブチームは揃って事故による犠牲者への哀悼を示している。
2023.01.31
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