- Campeonato Brasileiro Serie A 2023ブラジル全国選手権 1部 2023
26番と2番を間違えた? 選手交代の伝達ミスを犯した第4審判に抗議した監督は試合後も抗議してレッド
「ボタフォゴ vs フルミネンセ」の試合中に第4審判が下げる選手を誤るミスを犯すハプニング
▲ 引き続き出場させておきたかったサムエウ・シャビエルを、ベンチに下げる伝達ミスを犯した第4審判に詰め寄って抗議するフルミネンセのフェルナンド・ジーニス監督(中央)ら(写真提供:Globoesporte)
先制を許したフルミネンセは、79分にFWジョン・ケネジを投入。その際にベンチへ下がったのは右サイドバックのサムエウ・シャビエルだったが、サムエウ・シャビエルがベンチに下がったことに気づいたフェルナンド・ジーニス監督は、第4審判に詰め寄って抗議した。なんと、ベンチへ下げる選手を第4審判が間違えていたのだ。
フルミネンセのフェルナンド・ジーニス監督は普段、リードを許していて同点にしたい場面では、センターバックに代えてフォワードを投入し、ボランチのアンドレを最終ラインに下げる采配を執っている。この日下げたかったのは26番のDFマノエウで、右サイドバック(2番)は残しておきたかったのだが、第4審判が26番を誤って2番と認識した結果、フルミネンセは右サイドバックを失って残り時間を戦う羽目になったのである。
そして追いつけないままタイムアップの笛が鳴ると、整列した審判団の元に詰め寄ったフェルナンド・ジーニス監督は、主審に近づいて激しく抗議。イエローカードを出されてもなお抗議を続けた同監督は、主審から2枚目のイエローカードとレッドカードを出されて退席処分扱いにされた。すると下がろうとした同監督は再び主審に詰め寄って抗議。怒りが収まらない様子だったが、試合後の記者会見では冷静にボタフォゴの強さを認める発言に留めた。
第4審判による選手交代ミスが、フルミネンセの敗因のひとつとなったのかは定かでない。
2023.05.20
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