Campeonato PlanVital 2021チリ１部リーグ 2021

12月4〜5日に行われたチリ1部リーグの第34節。ビニャ・デル・マルで行われた「エベルトン × ウニベルシダー・カトリカ」は、ウニベルシダー・カトリカが敵地で快勝した。

序盤はエベルトンのほうが決定機を演出していたが、ピンチをしのいだウニベルシダー・カトリカは37分に先制。コーナーキックをクリアしようとしたフリオ・バローソが、ヘディングで自陣ゴールにボールを押し込んでしまうオウンゴールによって、均衡が破れた。

後半、ウニベルシダー・カトリカは立ち上がりの48分にコーナーキックから生まれたセカンドボールを、チリ代表DFアルフォンソ・パロが左足ボレーでゴールネットに突き刺してリードを広げた。

エベルトンも何度か決定的な場面を作り出していたが、詰めが甘く点を返せない。対照的にウニベルシダー・カトリカは、85分にチリ代表MFフェリペ・グティエレスが左足で直接フリーキックを決めて、勝利を決定づけた。

同時刻開催の試合で2位コロコロが敗れたが、ウニベルシダー・カトリカは他会場の結果に関係なく自力で優勝を決めた。ウニベルシダー・カトリカは2018年から4連覇を達成。国内リーグの4連覇は、2006年前期から2007年後期にかけて達成したコロコロ以来となった。

2021年のチリ1部リーグは、上半期はアウダックス・イタリアーノやウニオン・ラ・カレーラが首位に立っていたが、第17節からはコロコロが首位に浮上。コロコロは第31節まで首位の座を守っていたが、第32節にウニベルシダー・カトリカが首位に浮上して逃げ切った。優勝して国内リーグ4連覇を達成したウニベルシダー・カトリカは、2022年のリベルタドーレスにグループリーグから出場する。

チリ1部リーグ 2021　第34節　（2021/12/04）
エベルトン	0-3	ウニベルシダー・カトリカ
フランコ・トルニャシオーリ	GK	セバスティアン・ペレス
デニル・マルドナード フリオ・バローソ ディエゴ・オヤルスン クリスティアン・リケルメ	DF	ホセ・フエンサリーダ ヘルマン・ラナロ バルベル・ウエルタ （トマス・アスタ＝ブルアーガ） アルフォンソ・パロ
ベンハミン・ベリーオス （ガリ・モヤ） アルバロ・マドリー （クリスティアン・ブラーボ） ロドリーゴ・エチェベリーア	MF	イグナシオ・サーベドラ マルセリーノ・ヌーニェス ルシアーノ・アウエ （フェリペ・グティエレス）
ファン・クエバス セシーリオ・ワテルマン （マティアス・レイバ） クリスティアン・カニョサレス （マキシミリアーノ・セラート）	FW	フェルナンド・サンペドリ ディエゴ・バレンシア クレメンテ・モンテス （ディエゴ・ブオナノッテ）
	ゴール	37　フリオ・バローソ　（オウンゴール） 48　アルフォンソ・パロ 85　フェリペ・グティエレス
ロドリーゴ・エチェベリーア フリオ・バローソ	イエロー カード
ロベルト・センシーニ	監督	クリスティアン・パオルッチ
主審：　フリオ・バスクニャン 会場：　エスタディオ・サウサリート　（ビニャ・デル・マル）